コラム：不動産調査は、費用対効果が高い投資

費用の数倍、数百倍のリターンを得ることも


不動産を売却する際、高値・好条件を引き出そうとするなら、何をすべきだと思うでしょうか？もしその中で、

・お金がさほどかからない
・かけた費用の何倍、何百倍のリターンがある場合がある

ことがあるなら、絶対やった方が良いと思いませんか？
それがあるとしたら、それは「不動産調査」です。

「不動産調査？不動産会社が当然にやってくれているよ。」と思われるかもしれません。
ただ、買主が検討するに必要な資料が

A　最初からすべて揃っている
B　十分に揃っていない（簡易資料のみなど）。　

この2つだと、買主の積極度、初動の動きは明らかに変わります。また、
リスクの調査（地盤調査、地歴調査、隣地の越境覚書、建物の遵法性調査等）が

A　すべて揃っている
B　揃っていない

の2つでも全然違います。買う側の立場になった際に、何が嫌か。それは、想定外の問題が

A　発生しない、計画通りに事業が進む
B　発生する、計画通りに進まない

そのため、Ｂの可能性があるなら、何かあっても対応できるように、予備の費用を多めによけておく必要があります。反対者が出て検討辞退になる場合もありますし、無理してまで高値を出そうとしなくなる場合もあります。

そのような理由もあり、

・買主が検討するに必要な資料が最初からすべて揃っている
・リスクの調査もすべても揃っている

の状態にすることで、高値、好条件が出やすくなります。